オンネリとアンネリのおうち
オンネリとアンネリのおうち
なかよしの女の子オンネリとアンネリは、夏休みのある日、ぶあつい封筒をひろいました。「正直な拾い主さんにさしあげます」と書かれた封筒の中に入っていたのは、まっ赤な絹のリボンで結ばれた、お金の束。
9人兄弟のまん中で、大家族の中で誰にもかまってもらえないオンネリと、別居中の両親にほったらかしにされているアンネリ。いつも寂しくてひとりぼっちだったふたりは、そのお金でふたりだけのおうちを買うことにしました。ふたりにぴったりの家具、ぴったりの台所、お洋服におもちゃ、何もかもが揃った小さな可愛いおうちで、優しいおまわりさんやご近所さんに見守られ、楽しい夏の暮らしがはじまります。
女の子の憧れがぎっしりつまった、夢のような暮らしは、隣家で起こったある事件によって、ハラハラドキドキの急展開をむかえます。フィンランドで、児童文学の定番として愛され続けて50年。家族や友だちと過ごす幸せに満ちた、さわやかな夏の物語。
マリヤッタ・クレンニエミ 作/マイヤ・カルマ 絵/渡部翠 訳
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